ステロイド剤を頻繁 顔や首、背中やお腹にも症状 不規則になり頭皮湿疹 胃腸が弱いの漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
18歳 男性
小さい頃よりアトピーで、ステロイド剤を頻繁に塗っていた。
中学生頃からあまりアトピー性皮膚炎の症状は出なくなり、落ち着いていた。
去年の春から受験生となり、生活が不規則になり、頭皮湿疹が出てきた。
追い込みの1月になり、顔や首、背中やおなかにも症状が出るようになってきた。
赤み、痒み、乾燥、かきこわすと汁が出る。
ステロイド剤を塗っても以前のように良くならない。
お腹が弱く、下痢しやすい。
漢方薬は清熱解毒、補血剤、補気健脾剤をお渡しし、2週間服用で赤みはひいたが、痒みと乾燥は変わらず。
下痢はしなくなった。
もう二週間同じ漢方。
2週間前とあまり変わらず、漢方薬は清熱解毒、補血剤、補気健脾剤にくわえて、湿熱に対して清熱化湿剤をお渡しした。
漢方薬を服用より2ヶ月目で赤み、痒み、乾燥がとれてきた。
皮膚の状態も良くなり、かき壊すこともなくなってきた。
かき壊しのところが良くなる過程で痒みが一時時的にでて、そこから、また悪化という事を繰り返さないよう我慢してもらった。
ステロイドは痒みがあるときには使用。
漢方薬4ヶ月服用で状態も良くステロイド剤はほとんど使用しなくなった。
受験も一段落したため、漢方薬を服用しながら、11時には蒲団に入り早起きする。
食事は動物性の脂肪やたんぱく質に偏らず、コーラなどの清涼飲料水の多飲は極力避けるように生活面でも改善するよう指導させて頂いた。
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